• よめ

【戌の日】腹帯祈願ってなあに??【安産祈願】


さて、私も妊娠5か月目になるとお腹が目立つようになってきまして、道行く人に「何か月?」と聞かれるようになりました。

5か月目というと安定期にも差し掛かり、終わりごろには胎動を感じる人もいるとか。「母親になるんだな」と実感が強くなる時期でもあります。

そんな11月の「戌の日」にあたる12日(土)、自坊妙栄寺で「帯祝い」をさせて頂きました(^^)

私の実家も一緒に参加し、私たち夫婦と義理の両親と合わせて6人の小さな祈願法要。

式を執り行うのは未来の「おじいちゃん」と「おとうさん」。

ちょっとうちの子、贅沢すぎるんじゃないかしら?と思えるような一時間はあっという間に過ぎていきました。

夫が書いてくれた腹帯。

うちでは10mのさらしを半分に切ってそれぞれに書きます。

文言にもそれぞれ意味があるようで、これは宗旨宗派はもちろん、同じ日蓮宗の中でもいろいろな書き方があるそうです。

墨で書くので洗濯しても落ちません!

普段はさらしの方を使っています(着け心地はさらしの方がいいです)が、外出時などは直しが不便。

ということで便利な腹巻タイプです。

お腹に子を宿すと、世間様が言う「ふつう」というものへの親の渇望は言葉に出来ないほどなのだと、はじめて実感しました。

自分の身体のなかにあって、自分の身体では無い小さな生命。

ただ無事に生まれてきてほしい。

それは医学的な見地や確率論だけでは決して満たせない、親の切なる願いと祈りのような気がします。

医学も発達し、出産に伴う危険性も昔ほどではなくなり、安産祈願に訪れる人も以前より少なくなったと聞きます。

「お願いごとは言葉にしないとだめだよ」と夫が言ったことがあります。

「仏様や神様でも言葉にしないと分からないの?」と尋ねましたが、今はそうでは無いような気がします。

言葉にしなかった願いは「ふつう」や「あたりまえ」として多忙な日常の中でやがて忘れて消えていくでしょう。

言葉にしないと分からないのはいつも「人間」なのですね。

副住職のお役立ちメモ

【戌(いぬ)の日の腹帯祝い(安産祈願)】

 妊娠5ヶ月目の最初の戌の日に、妊婦さんが腹帯を巻いて安産をお祈りする儀式をいいます。

 年ごとに十二支が回ってくることは、年賀状などでみなさまご存じかと思いますが、十二支は日ごとにも回っています。

 「戌の日」とは、十二支の11番目にあたる、12日に一度めぐってくる日のこと。たくさんの子を産み、お産が軽い犬にあやかって、この日に安産祈願を行うようになりました。

 もちろん妙栄寺でも安産祈願を承っております。

 日にちもなどのご希望もご相談に応じますので、まずはお気軽にお問い合わせください。


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― 日蓮宗七面山妙栄寺 ―

住所:名張市百合が丘東2番町10番地

TEL FAX:0595-63-6305

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